IVFをする前、クリニックとのやり取り

1回目のIUIで妊娠に至らず、でした。

生理が来たら教えてね、と言われていたため、残念ながら生理が来てしまったこと、

次はIVFへ進みたい旨をクリニックに連絡しました。

その日はクリニックが休診だったため、スケジュール管理担当者にメールで連絡。

 

・・・ここでちょっと愚痴を吐きます。。。

私自身、これまでアメリカで不妊治療を経験された方々のブログを読み漁っています。

IUIやIVFがうまくいかなかったとき(生理が来たという連絡をクリニックにするとき)、クリニックから「I'm sorry to hear that」「We're pretty sure next cycle is going to be great!」などというように、妊娠に至らなかったときに、私たちの気持ちに寄り添ってくれる言葉をかけてくれたり、次のステップはきっとうまくいくわよ、みたいな言葉をくれたりするスタッフがいた・・・

という体験を読んでいました。

 

ですが、私がメールで連絡した際(残念ながら生理が来た、IVFを次のステップとして考えたい...と書きました)、返信がすこし冷たく感じたのです。

It does not look like Dr. XXXX has talked to you yet about IVF.(あなたのドクターはまだIVFについて詳細説明をしていないようよ)」が最初の1文でした。

今こうして読み返してみると、たいして感情は揺さぶられないのですが、

その時は「なんか・・・ちょっと冷たい感じがするなぁ、事務的だなぁ」と感じてしまいました。

 

私はアメリカに引っ越して半年後、アメリカの会社で事務のアルバイトを始めました。

なので人によって電話/メール/対面、でのやり取りにかなりのムラがあり、

いちいち気にしてられないことは分かっています。

 

ドクターがどんなに凄腕で、性格も素晴らしい人であっても、

それ以外のアドミンスタッフ(予約担当やファイナンス担当)にモヤモヤすることがあると、クリニック事態への不信感につながるんだよなぁ、、、

と改めて思うのでした。

 

アメリカにいると、本当に強くなれます。

IUI 1回目結果

初めてのIUIをしてから2週間後。

というか、きっちりCD28(Cycle Day 28。前回の生理日が始まってから28日後)。しっかり生理が来てしまいました。

もちろんガッカリはしたものの、「IUI 1回で妊娠する可能性」などというワードで検索魔になっていたので、そんなにうまくはいかないだろうことは分かっていました。

また、ドクターも初回カウンセリング時に「(私が、ドクターはどう思うか?についてきいたら)年齢や効率のことだけで考えると、IVFにすぐ移行するケースも全然ある」と言っていました。

むしろIVFから始めてもいんじゃないか、くらいの感じ(決してドクター自身の主張を押し付けるような言い方はしていません。我々の考えを尊重してくれるとってもよいドクターです)ではありました。

 

なので気持ち的には、もう次のステップに行く気満々です。

クリニックに「残念ながら今日生理が始まった。次のステップとして、IVFを具体的に考えたい」というメールをしました。

すると担当者から、「IVFを始めるには、まずドクターから詳細の説明をする必要があるよ。再来週月曜日の13時にドクターから電話するわね」

とのこと。

 

私はけっこう見切り発車タイプ、新しいことにどんどん挑戦したいタイプですが、

夫は慎重派タイプ。

 

今週1週間は、夫と一緒に、

●体外受精について自分たちで下調べ

●あらゆるリスクを理解し、自分たちなりの答え(仮でもいいから)を話し合っておく

●自分たちで調べまくってわからなかったこと、答えが出なかったことを質問したいので、ドクターへの質問英文用意

 

をしようと思います。

 

 

IUI 1回目

ブログの更新に、だいぶ時間がたってしまいましたが・・・

 

先日、IUIに初めてトライしました。

レトロゾールという排卵誘発剤を飲み、排卵を促しつつ、以下の通り行いました。

 

●排卵予定日2日前(Cycle Day 16)

クリニックで超音波検査。卵巣の中に卵子があるかチェック。

なにせ超音波なので、画像は不鮮明、白黒。。。

楕円形の袋っぽいものの中に、確かに黒く丸い影がいくつか。

これがeggsよ!といわれてやっと「あ、これを探していたんだな」ということがわかりました。

ドクターとナース曰く、eggはBeautifulに育っているように見える。

 

そこでドクターが、「今日の朝何食べた?」くらいのトーンで、

「じゃぁ明日IUIやろうか?」と聞いてきました。

 

えっ、こんな簡単に判断できるものなの??と戸惑いつつ・・・「YES」としか言えなかった私。。

夫が精液を採取するために使う容器をもらい、

次の日にまた来院することになりました。

帰宅後はいつも通り、日本語のサイトでIUIについて鬼調べをする私。

 

 

~次の日(Cycle Day 17)~

午前8:00 夫が精液を自宅で採取、専用容器に入れてクリニックへ→スタッフがSperm wash(精子洗浄)を開始。

午前9:00 私が来院、IUIをする予定の9時半まで待機。

※なんとなく、精子が新鮮であればあるほどいい(採取してから子宮に入れるまでに時間を空けない方がいい)と思っていたので、1時間半の間隔があいてしまう、

このスケジュールはどうなんだろう。。。とは思っていました。

しかし、昨日パッとIUIをやることが決まったし、アワアワしながらスケジュール調整担当スタッフと話していたため、細かい懸念を話すことができず。。。

※私はどうしても息子を8:30にプリスクールに送らなければいけないため、

来院はどれだけ早くても9時になってしまいます。私が何時に来院できるか?を加味したうえで、スタッフのスケジュール(sperm wash担当者)とも合わせないといけない。

もっと落ち着いて決めても良かったのかなぁとは思いました。

(でもドクターもスタッフは全員特に気にしていないようだったから、こんなものなのかも)

 

IUI自体はそんなに特筆することもなく笑、

日本語のサイトで鬼調べをしていたため、当日の流れは大体わかっていました。

IUIに同意する書類にサイン→ズボンを脱いで専用の椅子(分娩台みたいなやつ)に待機→ドクターが来て、洗浄後の夫の精子結果について説明(運動率50%だった精子たちを、運動率90%の元気な精鋭精子だけ選出。2mlを子宮に入れるからね的なこと)をしてくれました。

ほそーーーーいチューブみたいなものを子宮に入れて、2mlの精鋭たちを注入して、その日は終わり。

すぐ立ち上がると、精鋭たちであってもすぐに漏れ出てしまう気がしたので、

5-10分くらいはその場で横になっていました。

 

帰宅後はちょっと鈍痛がしましたが、翌日には治っていました。

 

2週間後に妊娠検査薬の結果or生理がきたかどうかを、電話で連絡することになっています。

 

 

 

SIS(通水検査)問題なし、レトロゾール

夫のSperm checkと並行して、私はSISという検査をすることにしました。

SIS=Saline infusion sonohysterography

日本語で「通水検査」と訳すようです。

 

子宮の中に生理食塩水を入れ、子宮をふくらませたうえで

子宮に懸念がないか(ポリープ等々、妊娠を妨げる要因がないか)チェックします。

 

私は2回に分けて検査を受けました。

1回目、Ultrasound(超音波)で子宮内を確認。

2回目(別日)、生理食塩水を入れる→超音波チェック。

個人ページから予約がみられるのですが、両日とも「SIS」としか書いてなくて、

 

1回目に結構ドキドキしながら通院したら、超音波だけだったので「あれ・・・」と思いました笑。

 

 

診断結果などはもらえませんでしたが、どちらも「Beautiful!子宮内はきれいだよ」と言われました。もしもポリープ等々、気になるものが判明した場合は、3回目に手術をしたかもしれません。

ほっとしたものの、ますます不妊の理由がわからないなぁ・・・

精子か卵子か、どっちかに理由があるってことかなぁ・・・とモヤモヤしたのでした。

 

次回はCycle day 12(生理開始後12日目)にまた超音波の予約。

排卵がちゃんと起きそうか?超音波検査をすることになりました。

 

また、今思えば・・・なのですが、

「レトロゾールを今日から10日間飲んでね」と言われたのです。

私の英語力の問題で、なんで飲まないといけないのかわからなかったし、

ここで聞いてもわからないと思ったので「はーい」とだけ言って帰ってきました笑。

あとで検索すると、これは排卵誘発剤で。

あっ、ドクターは確実に排卵ができるよう、処方したんか!と思いました。

 

なんか今までは、「排卵誘発剤って怖い」「誘発剤飲んで、多子妊娠につながるのかな、心の準備できるかな」なんてためらっていました。

でも、ドクターにサラッと「のんでね★」言われたし笑、

えーい次のステップに進む時が来たんや!と思って、普通に飲むことにしました。

 

クリニックが近くの薬局(CVS)に処方箋を転送してくれたので、私はそこに取りに行き、7ドル払ってレトロゾールをゲット。今日から飲み始めるのでした。

 

Sperm check(精子検査)開始

初回カウンセリングの時に、子宮・卵管の検査(SIS)、精子検査(Sperm check)をすることに決めたので、まずは実際に夫が行った精子検査について。

 

・・・とはいえ、そんなに書くことはないです笑。

 

電話orメールで、夫がクリニックに予約

→当日夫がクリニックに行く

→受付で本人確認、Co-pay 10ドル支払い

→プラスチック容器を渡されるので、トイレで精子をとる

 

夫に話を聞くと、どうやら最初に渡されたプラスチック容器は、「尿検査用」だったかも(夫が受付の人の英語を聞き取れていない笑)、と言っていました。

てっきりこの容器に精子をとって提出するものだと思い、容器をスタッフに渡したら

「あれ?尿を取ってほしかったんだけどな?まぁいいよー!」

みたいな反応をされたそうです笑。

 

旦那さんが精子検査をされる場合は、

尿検査(Urinalysis)用の容器なのか、

精液(Sermen)を入れる用の容器なのか、英語をちゃんと聞き取る(わからなければ確認する)ことをお勧めします笑。

もしかしたら、その日は尿検査だけでよくて、精液用の容器を渡されて「家で精液を取って、また持ってきてね」といわれた可能性もあります。

 

その日は金曜日でしたが、結果は来週月曜日にわかるよ、とのことで退散したそう。

→ところが月曜日には何の連絡もなくて笑。

ちょうど、火曜日に私のSIS(通水検査)が予定されていたため、私が「夫の検査結果まだ聞いてないんだけど、どうだった?」と聞きました。

するとその場で確認してくれ、No problemだったわ!とのこと。

あ、それだけ?笑

 

とのことで、精子の活動量とか細かいことは教えてもらえず(聞けばよかったんでしょうけど)、いったん精子検査は終わり。

 

でもこの数日後に実施するIUIの際に、また夫が精液をとるんですが、

その時に精子の数/活動量などなどが記載された書類をもらえました。

 

 

治療費まとめ

不妊治療クリニックでの初回カウンセリングの際、

治療を進める前に、毎回保険会社に確認をしたいので、

治療の内容と、(保険がきかなかった場合の)費用を知りたい、と相談しました。

 

このクリニックは個人ページがあるので、「個人ページにメッセージを送るね」と言われました。

届いた内容がこちら。費用はあくまでこのクリニックでのものですし、変動もあると思いますので、あくまで参考として。

 

・Baseline appointment: Office visit, ultrasound, pregnancy test $405

 →多分、初回カウンセリングと、後日行った念のための妊娠検査、子宮の超音波検査の費用だと思います。

・Midcycle appointment: office visit, ultrasound $377

→生理中期に再度子宮の状態を確認するために行った超音波検査のこと…かな?

・SIS(Saline Infused Sonography) $856

→通水検査。子宮内に異常がないかをチェックする検査。

・Sperm Wash/IUI(Intrauterine insemination): $564

→IUIとは、精子を洗浄して、活動的な精子のみを子宮に注入する人工授精法です。

 

※いったんIUIをトライすることにしているので、体外受精(IVFだったかな)の費用は効いていません。保険も聞くはずだし、あとで聞いてみようと思っています。

 

私は上記すべてを経験して、毎回Co-payの10ドルを支払うのみ、でOKでした。

保険が適用にならなかったら、絶対に賄えない金額です。。。

 

また、私の場合は、IUIを見越して、レトロゾール(排卵誘発剤)も処方してもらいました。これは自腹7ドルでした。自分が希望する薬局(近所のCVSとか)をクリニックに伝えると、直接薬局に処方箋を送信してくれました。

薬局に取りに行き、7ドル支払うのみでした。

 

 

 

 

 

初回カウンセリング

やっとクリニックが決まり、電話で初回カウンセリングの予約。

最初に電話に出たのは、受付の人でした。

 

私はてっきり、電話で聞かれることとして

・経産婦かどうか

・保険に加入しているかどうか

・初回カウンセリングの希望日時

位を聞かれるのかと思っており、英語で伝える練習をして臨みました。

 

ところが、もっと別のこと…私の生理周期について聞かれることに。

・生理周期はどれくらいか(28 daysくらい?定期的?)

・いま生理中か。生理が終わってどれくらいか

 

これを聞かれた理由は、初回カウンセリング後にどんな治療をすぐ始められるか?

を確認するためだったようです。

私の場合は、ちょうどその時生理2日目。

そのため、生理4,5日目くらいに行う子宮検査が数日後にできるタイミングでした。

受付の方はそれを考えたうえで、ドクターの空き状況を確認。

「明日の〇時なら開いているけど、どう?」と提案してくれました。

私は速攻「YES!夫は来れないけど一人で行ってもいい?」と質問。

一人でも問題ないといわれ、次の日午前中に初回カウンセリングをすることに。

カウンセリング前に提出しなければならない書類があるのですが、すべて電子化されていたので、自宅で完了することができました(項目が多く、それでも20分はかかったかも・・・)。

自分が入力する書類、夫が入力する書類それぞれあります。帰宅した夫にお願いして、夫ぶんも速やかに提出。

 

 

※初回カウンセリングについて、夫婦で出席したい場合は、

最初に電話をするとき、旦那さんもいるタイミングで電話を掛けた方がいいと思いました。「〇日の〇時はどう?」と言われても、旦那さんの予定がわからないと即決できないからです。

私は正直、夫の予定に合わせてスケジュールが後ろにずれていくよりは、とりあえず一人でもいいから、早めにクリニックに行ってみたい!という気持ちで即決したのでした。

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そして初回カウンセリング当日。

受付にて本人確認(運転免許証)。そしてCO-pay(10ドル)を支払い。

その後カウンセリングルームで、二人の助手さん(何と呼ぶべきなんだろう・・)から問診。きのう電子書類で答えた内容の確認(生理周期、既往症などなど)と、

そのクリニックで行っているトリートメントの大まかな説明(子宮内検査、精子検査、人工授精…などなど)。

また、妊活をしている夫婦にお勧めのサプリメント一覧もシェアしてくれました(女性はこれ、男性はこれ、みたいな一覧)。数が多いから、アマゾンで注文するといいよーと。

 

その後ドクター(男性)も交えて、今後の治療方針をざっと確認。

彼の英語がなかなか聞き取れなかったのですが、事前にノートに子宮の絵と、各部位の英語名をメモしていたので、それを見ながら会話。笑。

医師からは「まず検査をしてみて、IUI(子宮内に調整精子を入れる方法)をしては。年齢的には体外受精もすぐに切り替えるのもありだと思う」と。

 

私は体外受精もバッチこい!という感じだったのですが、

実は夫の方が体外受精に消極的で。副作用や子宮外妊娠等々、心配をしていることを伝えました。

医師としては、IUIは自然妊娠とあまり変わらない方法だし、そんなに心配しなくていいんじゃないか、と笑。

副作用やデメリットについてはあんまり言及しないドクターでした笑。

 

そして、とりあえず夫婦共に検査をしてみよう、ということになりました。

私・・・生理3日目(Cycle day 3と言います)だったので、Cycle day 4に行うSIS(子宮、卵管の検査)をする

夫・・・夫の予定が合うときに、精子検査

 

最初は「SISってどういう意味だ・・」「IUIってなんや・・・」「精子ってなんていうんだっけ」としどろもどろだったのですが、

ドクターがとても優しく、私の絵を指し示しながら教えてくれたので、理解ができました笑

英語の拙さを笑わないドクター、スタッフたちで本当に良かった・・・と思いました。